「ウルトラソウル!ウルトラソウル!ウルトラソウル!」初紅白のB’zに観客総立ち!NHKホールでサプライズ3曲
「第75回NHK紅白歌合戦」が31日、東京・渋谷のNHKホールで行われた。特別企画で初出場したロックバンドのB’zは同ホールにサプライズ登場し、3曲を熱唱。「ウルトラソウル!」3連発で締めた。結果は白組が優勝し、通算成績を41勝34敗とした。 【写真】カッコよすぎる…NHKホールに降臨した2人 まさか、まさかのサプライズだった。2人がNHKホールに姿を見せると、会場の空気が一変した。ライブ会場さながらに、ボルテージは最高潮。悲鳴交じりの大歓声が湧き起こった。 デビュー36年目、名実ともに日本を代表するロックバンドのホール登場。「えっ、えっ、ウソッ!?」という声が飛ぶなど、観客や視聴者、SNS上だけではなく、司会者、出場歌手までも度肝を抜かれた。 当初は、司会の橋本環奈(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おむすび」の主題歌「イルミネーション」の歌唱のみを予告。別スタジオでの出演で終わると思われたが、同曲を歌い終えると、稲葉浩志(60)、松本孝弘(63)はステージを降りてNHKホールに。どよめきがやまない中、アゲアゲでノリノリのナンバー「LOVE PHANTOM」「ultra soul」を続け、全3曲をパワフルに歌い上げた。 ラストの「ultra―」では、観客は総立ち。稲葉は「ウルトラソウル! ウルトラソウル! ウルトラソウル!」とシャウトし、3連発で締めくくった。 B’zの紅白出場はNHKにとっての悲願だった。節目の年を迎える度に、紅白出場説が浮上。デビュー35周年を迎えた2023年も、初出場を期待する声がやまなかった。 同局は毎年のように出演をオファーし、熱烈なラブコールを送ってきたが、2024年は朝ドラ主題歌を担当している縁もあって、例年以上に時間をかけて粘り強く交渉。2人がそろってテレビでパフォーマンスしたのは、TBS系「CDTVスペシャル!クリスマス音楽祭」(17年12月)以来7年ぶりだった。 ドキドキ、ワクワクがやまない夢見心地の10分間。24年の目玉にふさわしい輝きを放った。 ◆機材トラブル 「LOVE―」の歌唱中、音響のトラブルが発生した。冒頭、稲葉の声が小さくなる場面が発生。曲の途中から通常に戻った。パフォーマンス後でホール全体が大盛り上がりの中、司会の鈴木奈穂子アナは冷静を保ち「先ほどB’zの皆さんのマイク、一部機材のトラブルがありました。失礼しました」と謝罪した。
報知新聞社