レッドブルF1、メキシコの主要スポンサーと決別へ!来季ペレスの運命が揺らぐ!
レッドブルがセルジオ・ペレス(34)を残留させる理由の一つが今や消えかけていることが明らかになった。 ●【2024F1第20戦メキシコシティGP】全セッションの結果・タイムスケジュール ■テルメックスの競合AT&Tと提携拡大へ 苦戦を強いられているペレスを支えてきた億万長者のカルロス・スリムは今週末、ペレスを公に支持したばかりだが、スリムが所有する最大のスポンサー企業である『テルメックス(Telmex)』が、2025年にレッドブルのクルマに掲載されなくなることが明らかになった。 つい先日、レッドブルはアメリカの大手通信会社『AT&T』とのパートナーシップを「拡大」すると発表した。『AT&T』は、メキシコでは『テルメックス』の直接的な競合相手だ。 ■契約破棄の可能性を認めるもペレス支持を宣言 スリムは、レッドブルとテルメックスの契約が破棄される可能性を認めた。 「チームと話し合いを続けている。まだ話し合いは続いているが、チェコへの支援を継続するという意図は常に変わらない。我々は間違いなく彼を支援し続ける」 「チェコの契約は、我々のチームへのスポンサーシップとは別物だ。我々がこのチームと関わって以来、常にそうだった。しかし、もし我々がチームと仕事をする機会がなくなっても、我々は間違いなくチェコとの関係は継続したいと思う。チェコがどのチームに所属しようとも、その協力関係を継続していくつもりだ。」 ■レッドブルの反応は? こうしたことからレッドブルとペレスが早急に決別する可能性が高まっているようで、チーム代表のクリスチャン・ホーナーはこう語った。 「我々は今、コンストラクターズ選手権で3位につけているに過ぎない。チームとして、我々はチェコをサポートするためにできることはすべてしてきたし、ブラジルでも同じことをするつもりだ。しかし、それ以上はできない時が来る。その時点で難しい決断を下さなければならない。」