欅坂46小池美波「ライブで、『みいちゃーん』と呼ばれると嬉しいです」
「欅坂46 夏の全国アリーナツアー」の神戸公演(8月30日~9月1日・神戸ワールド記念ホール)を終えたばかりの「みいちゃん」こと小池美波にインタビュー。小池は兵庫出身、地元でのライブの感想や、新曲「アンビバレント」、そのカップリングの一つでかわいいと話題の尾関梨香、長濱ねるとのユニット曲「音楽室に片想い」についてなど語ってもらった。ペンギンや絵が好きだという一面も。 欅坂46・平手友梨奈「演技は嘘をつくこと?」悩みの果てに見えたヒロイン像
1年ぶりの神戸公演はどうだった?
──神戸公演を終えて、いかがでしたか? 小池美波:神戸でのライブは1年ぶりだったんですが、去年よりも歓声が大きくなっている気がして、すごく来て下さった皆さんの熱が伝わってきました。私もファンの方の顔を見られるようになってきたので、すごく楽しかったです。 ──しかも地元。特別な思いがありましたか? 小池美波:そうですね。どこのライブでも全力ですが、兵庫で地元ということで、もっと頑張らなきゃって(笑)欅坂46の中で兵庫出身は私しかいないので、兵庫代表としてみんなを引っ張らなきゃいけないですし、私が兵庫出身だと知っているファンの方もいらっしゃるので、“いっぱいアピールしなきゃ”と考えていました。
「ここはこういうふうな世界観で」みたいな感じで
──「めっちゃよかった!」って嬉しそうに帰っている方もいました。今回、一番力を入れたのはどういうところですか? 小池美波:初めの30分くらいの照明を使ってのパフォーマンスは自分達の出来が結果に直結するので、特に力を入れてやりました。ただ照明を照らすだけじゃなくて、夜の学校を徘徊している感じの、怖いな~けど楽しいな~わくわくしてるな~っていうのを、あまり笑わないでどう表現するか考えて……。その「Student Dance」から「ガラスを割れ!」までのテンションや乗り方も、初めはどうしたらいいのかわからなくて、リハーサルまでどうしようどうしようと思っていたんですが、ツアーが始まって実際にファンの方を見たらすごく安心してやりやすくなって、“こうしたらいいかな、ああしたらいいかな”って、公演ごとに自分の中で研究していました。 ──みんなで「こうしよう」とか話したりも? 小池美波:はい。みんなで話して、「ここはこういうふうな世界観で」みたいな感じで合わせていました。 ──ステージからステージへ走ったり。 小池美波:本当に! 走ってましたね、めちゃくちゃ。50メートル(ABステージ間)何回行き来したか。端から端まで走りました。 ──大丈夫ですか? 小池美波:はい、大丈夫です。慣れたのかもしれないです。ツアー初めの頃は、息が切れることも多かったんですけどね。 ──激しいダンスが続くセットリスト、パフォーマンスたいへんですよね。 小池美波:初期の頃、16、17(歳)ぐらいの時はまだまだ全然いけるって感じでしたが、19(歳)になって、今年20歳(11月14日が誕生日)になるんですが、途中でちょっと“うっ”となる瞬間があって(笑)メンバーが、「20歳になったら、“うっ”となる瞬間が増えるよ」って言っていて、それが去年は全然わからなかったんですが、今年になってちょっとわかるようになってしまって。でも年齢に負けないように筋トレをしてみたり、家に帰って鏡の前でイヤホンしながら一人でライブをしたり、一人なのでけっこう恥ずかしいですけど(笑)