下田裕太は妻の声援を力に「そこで岸本の心を折ることができた」 青学後輩との競り合い制し日本勢トップ
◇第72回別府大分毎日マラソン大会(4日、大分) 別府大分毎日マラソン大会が4日に開催。日本勢トップで2時間08分24秒の2位に入った下田裕太選手は、妻の声援に感謝を伝えました。 【画像】別大マラソンは下田裕太が2位、初マラソンの岸本大紀が3位と青学OB勢が奮闘 下田選手は、37キロ付近で、4人に絞られた先頭集団から飛び出しスパート。しかし、ワークナー・デレセ選手に抜かれ、青山学院大の後輩にあたる岸本大紀選手に追いつかれます。 苦しい表情をみせていた下田選手でしたが、39キロ過ぎに妻である女優の金久保芽衣さんが沿道から大きな声援。そこから岸本選手を引き離し、2位に入りました。 レース後には下田選手と岸本選手がそろってインタビュー。テレビ解説を務めていた青山学院大学・原晋監督から39キロ過ぎにスパートについて尋ねられると、「めちゃくちゃ元気出た」と振り返り、「そこで岸本の心を折ることができたので、嫁のおかげです」と妻の声援に感謝を伝えました。 これを聞いていた岸本選手は苦笑い。それでも初マラソンで3位に入り、「最初ちょっと不安だったんですけど、余裕持っていけて、下田さんに負けたのは悔しいんですけど次は勝ちます」と次戦を見据えました。 ▽結果 優勝 2:07:58 ワークナー・デレセ(ひらまつ病院) 2位 2:08:24 下田裕太(GMOインターネットグループ) 3位 2:08:38 岸本大紀(GMOインターネットグループ)