越首都ハノイで鉄道運行開始式典 9年遅れ、地下区間は27年
【ハノイ共同】ベトナムの首都ハノイ市の人民委員会は9日、首都で2本目となる「都市鉄道3号線」が一部区間で正式に商業運転を開始したことを記念する式典を開いた。地元メディアが報じた。中心部と西部郊外を結ぶ全長約12.5キロのうち高架区間の約8.5キロで8月、運転を始めていた。市中心部ハノイ駅までの地下区間の完成は2027年の見込み。 地元メディアによると、投資額は約35兆ドン(約2100億円)。フランスなどが支援して09年に事業が始まり、当初の計画より9年遅れで一部開業にこぎつけた。 1回の乗車料金は8千ドンから1万2千ドンで、1日乗り放題が2万4千ドンだ。