大の里、番付に「実感湧いた」 昇進最速の新大関、最高位へ期待
一年納めの大相撲九州場所(11月10日初日・福岡国際センター)の番付が28日に発表され、新大関大の里(24)=本名中村泰輝、石川県出身、二所ノ関部屋=が福岡市西区の二所ノ関部屋宿舎で記者会見に臨み「番付に名前が載って、大関になったんだなという実感が湧いた」と語った。 大の里は先場所、13勝2敗で2度目の優勝。幕下付け出しの初土俵から昭和以降最速となる所要9場所での昇進を果たした。歴史的なスピード出世に早くも最高位への期待が高まっている。 27日まで開催された秋巡業は「アデノウイルス感染症」による体調不良で途中から離脱。本場所へ向けての調整が焦点となる。