「ANAグループ最長寿機」がついに退役! その全貌って? いろんな面でANAを支えた“超功労者”
1992年導入
ANA(全日空)グループの貨物航空会社、ANAカーゴのボーイング767貨物機「JA8323」が2024年11月12日夕刻、日本を離れました。この機体は、同グループ保有する機体のなかで最も機齢の長い「ベテラン機」でした。 【写真】百戦錬磨感ある…!これが「ANA最長寿機」全貌です 「JA8323」は1992年11月、ANAグループに旅客機として導入された機体です。その後貨物機として改修され、2010年に貨物機の運航が開始されました。その機齢は32年にも上ります。ANAによると総飛行回数にほぼ相当する総サイクル数は、3万6016サイクル、総飛行時間は約9万4200時間に上るとのことです。 この機の商業運航最終便は、10月31日の広州発成田行きNH8490便でした。11月12日の16時20分頃に羽田空港を出発したこの機体は、米アラスカ州・アンカレッジを経由したのち、多くの退役機が翼を休める米カリフォルニア州・ビクタービルへと向かいます。
乗りものニュース編集部