BMW Motorrad「R20コンセプト」 ビッグボクサーエンジン搭載のロードスターモデルを公開
無駄を削ぎ落としたシンプルなスタイル
BMW Motorradは、コンセプトモデル「R20concept(アール・トゥエンティー・コンセプト」を自動車コンクール「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」で公開しました。 【画像】ビッグボクサー搭載のトードスターモデル、BMW Motorrad「R20コンセプト」を画像で見る(28枚)
同社の誇る大排気量エンジン「ビッグボクサー」を搭載するR20は、クラシックなデザインと優れたエンジニアリングを兼ね備えたロードスターモデルのコンセプトバイクです。 新たに製作されたクロームモリブデン鋼のダブルループ・メインフレームを使用するR20コンセプトでは、同じくクロームモリブデン鋼のスイングアームとアルミ製のパラレバー・ストラットによる2アーム式を採用。
リアに装備されたブラック・ディスク・ホイールは17×6.25インチで、200/55サイズのタイヤが装着されています。 また、オイル・パイプを部分的に隠して搭載できる新型シリンダー・ヘッド・カバー、ベルト・カバー、オイル・クーラーを採用するR20コンセプトでは、インジェクションにフィルターなしのインテークファンネルを装備。
メガホンデザインのテールパイプを備えた2-in-2エキゾースト・システムも備えられています。 そのほか、R20コンセプトではアルミニウム製ガソリンタンクや1970年代の 「HOTTER THAN PINK 」カラー、ISR製のブレーキシステム、フルアジャスタブルのオーリンズ製フロントフォークも備えられています。 R20コンセプトの発表に際し、BMW Motorradの責任者であるマルクス・フラッシュ氏は、次のようにコメントしています。
■BMW Motorrad 「R20コンセプトは、ビッグ・ボクサーを中心に据えたメカニカルな傑作です。 R20 conceptは、カジュアルなジェントルマン・スタイルの中に力強さを印象づけるモーターサイクルであり、BMW Motorradの典型的な特徴である、クラシックなデザインと優れたエンジニアリング、そしてスリリングなメカニックを兼ね備えています。 ビッグ・ボクサー・エンジンをライディング・プレジャーの中心に据え、表情豊かなタンクはまるで彫刻のようで、リアはすっきりとしたラインとモーターサイクルのパワーを強調するために必要なものだけに絞られています」。 ※ ※ ※
2000ccにもおよぶ大排気量エンジンを搭載するR20コンセプト。市販モデルの登場にも期待がかかります。
バイクのニュース編集部