ついに大人気モデルのカングーもEV化へ 実用的でクリーンだがこの値段では家族用のバンというコンセプトには説得力に欠ける?
航続距離は控えめ
とはいえ、「カングーE-TECH」は横滑りせず、ESPが横滑りの可能性を事前に食い止める。ディフェンシブキャラクターの嬉しい副作用: 「カングーE-TECH」の消費電力は基本的に100kmあたり25kWh前後である。
しかし、バッテリー容量が45kWhしかないため、航続距離は控えめだ。ルノーによれば285kmということだが、我々のテストでは223kmに過ぎなかった。
22kWの充電接続は別料金
では、急速充電は?このトピックは最終章の前触れでもある。というのも、22kWのAC充電接続をするには1,500ユーロ(約26万円)の追加料金がかかるからだ。さらに、この高速充電技術(基本カングー: 11kW)でも、「E-TECH」はウォールボックスで不必要に長い2時間半を費やす。
フルアシスタンスと安全性には追加料金がかかる。例えば、渋滞アシスタントやオンラインナビゲーションはパッケージに含まれている。「E-TECH」の価格は、トップラインで最新の構成レベルになると、ほぼ45,000ユーロ(約765万円)になる。
結論
このバッテリーサイズでは、電動パワーに大きな飛躍は期待できない。それは悪いことではなく、カングーは今でも日常使用には十分だ。しかし、価格が思いのほか高いので、カングーが家族の人気者になるのは難しいだろう。 AUTO BILDテストスコア: 3+
Jan Horn