テン・ハフ監督、ラッシュフォードのベンチスタートを「単なるローテーション」と強調 英解説者の憶測に反論
マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督が、プレミアリーグ第5節クリスタルパレス戦でイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードをベンチスタートとした判断を「単なるローテーション」と説明した。イギリス『Sky Sports』が伝えている。 【動画|クリスタルパレス vs マンチェスター・U】試合ショートハイライト ラッシュフォードは前節サウサンプトン戦で1Gを挙げ、ミッドウィークに行われたカラバオカップ3回戦のバーンズリー戦では、2G1Aの活躍を見せたが、今節クリスタルパレス戦ではベンチスタートとなった。 そしてテン・ハフ監督はクリスタルパレスとの試合に前に、ラッシュフォードに対して「彼は常にライフスタイルが適切なものでなければ、活躍できないことはわかっていると思う」とコメントを残し、今節のベンチスタートの理由を「難しい決断ではない。ローテーションを組まなければならないし、試合はたくさんある」と語っていた。 試合前のテン・ハフ監督の発言を受けて、元イングランド代表MFでイギリス『Sky Sports』の解説者ジェイミー・レドナップ氏は、「詳細は知らないが、サウサンプトン戦と週半ばの試合で、得点をした選手を外すわけにはいかないだろう」と指摘。「今週、何かが起こった気がする。監督が選手のライフスタイルを批判するのは異例のことだ」とコメントを続けた。 0-0で試合を終えた後、テン・ハフ監督はレドナップ氏の指摘に対して「知らないことに、そのような憶測を持ち出すのは人として良くないことだ」と反論。ラッシュフォードがベンチスタートとなった理由を「単なるローテーションだ」と改めて強調し、以下のように語った。 「これは(試合前の会見で言ったことと)まったく関係ない。マーカスにはすべてにおいて満足している。得点を記録し、いいパフォーマンスも見せている。だから彼がベンチにいたことは何の関係もないし、単なるローテーションだ」 他にもレドナップ氏は「週半ばに63分間プレーをして2得点挙げた選手を外すことはない。リヴァプールのモハメド・サラーに同じことをするのか」と語っていたが、現在のラッシュフォードとサラーのクラブにおける立ち位置の違いを考えると強引な指摘にも思え、またアレハンドロ・ガルナチョやアマド・ディアロ、ジョシュア・ザークツィーらにプレータイムを与えるのも自然な流れだろう。
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