なぜ大谷翔平は米球宴で最多得票を獲得できないのか…「惚れ込むのが難しい」秘密主義とド軍の努力不足…DH部門で1位も全体で6位…米ロス地元紙が解説
③大谷の秘密主義 「大谷はとてもプライベートな人間だ。彼について我々は何を知っているだろうか。ほとんど何もしらない。彼が犬の写真を紹介した時にメディアがどれだけ熱中しただろうか。そうなるとファンが彼に惚れこむのは難しい。彼の能力は確かに尊敬しなければならない。しかしそれは人々が彼らの投票を向けるだけの情熱のようなものにはならない」 大谷は韓国での開幕前に結婚した真美子夫人の写真を公開。遠征先に揃って移動するなど、これまでよりはプライベートを明かしている。愛犬のデコピンの様子をインスタにアップしているのもそうだ。だが、まだまだシークレットの部分多く、そこがファンの共感を得ることができていない理由のひとつだと同紙は見ている。 ④ドジャースファンは自軍の選手を“えこひいき”しない 「ドジャースのファンは目が肥えており、やみくもに自軍の選手に投票するよりも、より最高だと思う選手に票を投じているのかもしれない(もちろん大谷は今季の野球界で最高のDHだからこれは理にかなっていないが)」 同紙は、こう分析を締めくくった。 「もちろん他の要素もあるだろう。いずれも科学的なものではなく、ドジャースファンが何年も語ってきた内容で私の予測に過ぎない。私は、投票受付にファンたちが2つのオールスターの投票用紙を持っていたことを思い出している。1つはマークの入っていない投票用紙、そして、もう1つはすべてのドジャース選手が選ばれた用紙だった。ドジャースの選手がオールスター投票で最多得票を得られないことで世界の終わりとなるのか。もちろん違う。これは、ただじっくりと(なぜか)と考える楽しい物事のひとつに過ぎない。考えるのが楽しい物事であれば、勝ち負けにこだわることはなかったのではないか」 真夏の夢の球宴。様々な「なぜ?」を考えるのも、またオールスターの楽しみ方のひとつなのかもしれない。
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