マカオの路線バス車内でスリ行為繰り返す…中国人の男逮捕
マカオ司法警察局は8月14日、マカオの路線バス車内で少なくとも3回にわたってスリ行為を繰り返したとして30代の中国人(中国本土居民)の男を逮捕したと発表。 同局によれば、今年(2024年)6月から8月にかけて3件のバス車内におけるスリ被害の通報が寄せられ、被害額は合計およそ1万1830パタカ(日本円換算:約22万円)だったとのこと。 通報を受けた同局が捜査を進めたところ、3件とも同じ男の犯行であることがわかり、男は車内が混雑しているタイミングを狙ってバックパックを身体の前に置いて手元を隠し、ターゲットを物色していたという。その後、8月13日に關閘イミグレーション施設内で男の逮捕に成功。男は同局の調べに対し、盗んだカネはすべて使い果たしたと供述しており、男を窃盗罪で検察院送致済みとした。 同局では、市民と旅客に対して公共交通機関を利用するにあたって携行品の管理に注意するとともに、もし近日バス車内でスリ被害に遭ったが未届という場合は、すぐに同局に通報するよう呼びかけた。