加藤ローサ『ゼクシィ』CMオーディションでのハプニング「いまでも大切に持っている」ラッキーアイテム
『ゼクシィ』オーディション時にハプニングが…
その後、2004年に『ゼクシィ』のCMに2代目ゼクシィガールとして選出された。 「それが高3の時でしたね。当時はモデルとしてのお仕事をこなしていたんですが、その合間にオーディションを受けまくっていたんです。ほとんどがCMでしたが、たまにミュージック・ビデオのもありましたね」 『ゼクシィ』のオーディションの時にちょっとしたハプニング?があった。 「ウエディングのCMなんで、白の、できれば襟ぐりの開いた服装で来てくださいって事前にアナウンスされていたんですけど、私、黒のタートルネックで行っちゃったんです」
いまでも大切に持っている思い出のアイテム
──失礼ですが、それはワザと? 計算して? 「ワザとじゃないですよぉ~(笑)。当時はまだ鹿児島に住んでいたので、仕事がある時は学校の授業が終わったら自分で空港に行って飛行機で東京に行って……という生活だったんです。 制服で空港に行って着替えるって感じだったんですけど、その日は着替えの私服もその黒いタートルネックしか持っていなかったんです。白い服のことなんか忘れちゃってたんですね。それで、会場に着いた時に“すいません、黒のタートルネックしか持っていません”って言ったら、スタッフの方がわざわざ白い服を買いに行って下さったんです。しかも2枚! “好きなほうを選んでいいよ”って言って下さって1枚選んで臨んだんです。 オーディションが終わった後、2枚とも持って帰っていいよって仰って下さったので持ち帰ったんですが、それはいまでも大切に持っているんです……っていうか、今日たまたま持ってきているんですよ」 そう言った加藤さん、直ぐに控室に取りに行って、持ってきてくれた。それはファスナー付きの保存袋にきちんと整えられて入っていた。 「色々思い出すんですよね~、あの時のこと」としみじみと語る加藤さんにとって、この白い服はラッキーアイテムなのかもしれない。 加藤ローサ(かとう・ろーさ) 1985年6月22日、神奈川県生まれ。A型。T160。2004年に結婚情報誌『ゼクシィ』のCMで注目を集める。翌2005年には映画『東京タワー Tokyo Tower』で映画デビュー。2006年、『いちばんきれいな水』で映画初主演。2007年にはドラマ『女帝』で連ドラ初主演を務める。2011年にプロサッカー選手の松井大輔氏と結婚。 鈴木一俊
鈴木一俊