女子バスケ、“異例”の12人全員五輪経験者 林咲希「世界一になって日本に帰ってくる」パリで2大会連続メダルへ
日本バスケットボール協会は25日、パリ五輪で2大会連続のメダル獲得を目指す女子日本代表12人を発表した。 メンバーはある意味“異例”とも言える12人全員が五輪経験者となった。 36歳の吉田亜沙美は2016年リオ五輪以来、2大会ぶり。また、高田真希、町田瑠唯、宮沢夕貴は3大会連続出場。山本麻衣と馬瓜ステファニーは、前回の東京五輪は3人制で、今回は5人制での五輪出場。その他のメンバーも21年東京五輪銀メダルの経験者となった。 決定した12人のメンバーで、次は7月上旬にニュージーランドと2試合強化試合を行う。 恩塚亨監督は、日本協会を通し「残された約1か月、チーム一丸となって連携をより深め、突き詰めて課題を克服し、最高に成長してオリンピックに臨みます。金メダルを獲得するために全てをかけて戦います」とコメントした。 また、主将の林咲希は「『走り勝つシューター軍団』のコンセプト通り、どんな相手にも足を止めることなく日本らしいバスケットで世界と戦えるよう、残りの期間もトレーニングを積んでいきます。予選からアメリカ、ドイツ、ベルギーと強豪揃(そろ)いですが、今まで関わったメンバーみんなの想いを胸にコートに立ち、しっかりと登り詰めて、またファンの皆様の熱い応援も力に変えて、世界一になって日本に帰ってきます」(原文ママ)と意気込みを記した。 日本は、パリ五輪で1次リーグC組に入り、世界1位の米国、同6位のベルギー、同19位のドイツと戦う。 ▽日本代表メンバー 【PG】 吉田亜沙美(アイシン) 町田瑠唯(富士通) 宮崎早織(ENEOS) 【SG】 本橋菜子(東京羽田) 山本麻衣(トヨタ自動車) 【SF】 林咲希(富士通) 東藤なな子(トヨタ紡織) 【PF】 宮澤夕貴(富士通) 馬瓜エブリン(デンソー) 赤穂ひまわり(デンソー) 馬瓜ステファニー(サラゴサ) 【C】 高田真希(デンソー)
報知新聞社