「試合の80%を支配」アトレティコが優勢にし進めるもチャンス活かせず…それでもシステム変更で逆転勝ち「チャンスを作り続けた」
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、RBライプツィヒ戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 19日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の第1節が行われ、アトレティコはホームにライプツィヒを迎えた。 試合は開始4分にベンヤミン・シェシュコのゴールでライプツィヒが先制。しかし、28分にアントワーヌ・グリーズマンのゴールで同点に追いつく。 その後はこう着状態となった試合だったが、徐々にアトレティコがペースを掴んでいくと、90分にホセ・マリア・ヒメネスが値千金の逆転ゴール。土壇場の決勝ゴールで2-1と白星スタートとなった。 試合後、シメオネ監督は記者会見に出席。試合を支配できたと振り返った。 「試合の80%をコントロールした。ただ、相手のゴールをもたらしたカウンターは止められなかった。相手のカウンターは上手かったが、それは止めることができたと思う」 「相手陣内でのプレーを増やし、CKを獲得し、4つの大きな特典チャンスがあったがゴールは生まれなかった」 「最終的には中盤でフリアンが上手くボールを奪い返し、ジョレンテとグリーズマンが上手くカウンターを仕掛けて同点に追いつけた」 この試合では3トップの中央にフリアン・アルバレス、左にグリーズマン、右にアンヘル・コレアを置いてスタート。徐々にシステムを変え、5バック気味に変更していき、グリーズマンを中盤に配置していった。 シメオネ監督は、選手たちがシステム変更に対応し、ペースを握ったことを評価。最後にゴールが生まれたことも喜んだ。 「フリアンと共にグリーズマンを左、コレアを右に置き、それぞれが利き足で侵入できるようにした。ロドリゴとコケと共にダイヤモンド型を作った状態で試合をスタートさせた」 「試合が進むにつれ、グリーズマンを少し内側に置き、コレアを少し右のFWとして配置した[5-3-2]に切り替えた。私はそれが気に入っていたし、危険な状況を作り出せる状態にあった」 「コナー、リノ、セルロート、モリーナの投入で終盤に大きな力を得てチャンスを作り続けた。そして最後に、ありがたいことにホセが、素晴らしい試合をした彼に相応しいゴールを決めてくれた」
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