最も高額なのは? J2日本人選手、市場価値ランキング9位。かつては約3億円…。日本代表にも選ばれたストライカー
明治安田J2リーグの2024レギュラーシーズンが終了した。J2で最も高い市場価値を持つ日本人選手は誰なのか。今回、フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングを順位ごとに紹介する。※市場価値は11月24日時点。価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
9位:北川航也(清水エスパルス) 生年月日:1996年7月26日 市場価値:60万ユーロ(約9600万円) 2024リーグ戦成績:34試合12得点6アシスト 2024シーズンのJ2で優勝した清水エスパルスから唯一トップ10に入ったのが北川航也で、市場価値は60万ユーロ(約9600万円)だ。 北川は清水の下部組織出身で、2015年にトップチームに昇格した。2018シーズンにJ1で13得点8アシストを記録するなど、チームの中心選手に成長したのち、2019年夏にオーストリアのラピード・ウィーンに移籍。その際の市場価値は180万ユーロ(約2億8800万円)だった。 オーストリアで3シーズンを過ごしたあと、清水に復帰した北川は、2024シーズンからキャプテンに就任。開幕戦のロアッソ熊本戦で1アシスト、第2節の愛媛FC戦で1試合2得点を記録し、シーズン序盤から活躍を見せた。 4月にはリーグ戦4試合で3得点2アシストの活躍を見せ、明治安田J2リーグKONAMI月間MVPを受賞。圧倒的な存在感を示した。 北川の市場価値は、2019年の180万ユーロをピークに下落が続いていたが、こうした今シーズンの活躍を受けて、開幕時の35万ユーロ(約5600万円)から6月の更新で60万ユーロまで上昇している。 後半戦でも目覚ましい活躍を見せた北川は、再びJ1に挑む次のアップデートで市場価値がさらに上昇する可能性は十分にある。
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