「大谷翔平WS初ヒット球は4530万円だが」6000円の“お手頃商品”も…ドジャース世界一グッズ価格を大調査「山本由伸サインボールはいくら?」
大谷の初ヒット球4530万円、使用したベースもすごい高額
最後に、今回のワールドシリーズの実使用品はどうなのか――。観戦チケットと同様、MLBオークションでも高値での落札となっている。たとえばワールドシリーズ第1戦からは実使用球4球と、実使用の一塁ベース(1~3回まで使用)が出品されている。まずは、スーパースターたちの打撃結果の実使用球とその落札額だ。 ・1回表ジャッジの三振球:8120ドル(約122万円) ・1回裏フリーマンの三塁打球:8万7010ドル(約1300万円) ・8回裏ベッツの中犠飛球:1万6510ドル(約248万円) どれもさすがワールドシリーズという高額落札だが、やはり一番の高値は大谷だった。 ・8回裏大谷の初ヒット球=30万2030ドル(約4530万円) ベッツの同点犠牲フライを呼び込む貴重なヒットなのは間違いないが、家が買えるほどの凄い金額に……。なお一塁ベースは25万6970ドル(約3854万円)、ベースコレクターはどうしても欲しい逸品だったのか、とんでもない額まで吊り上がってしまった。ワールドシリーズは実使用品も規格外だ。 筆者は「大谷のワールドシリーズ第1号ホームランボール」をキャッチして本人に返却する、という夢を胸に第1戦を現地観戦したが、それはかなわなかった。ただゲットと言うべきなのかはさておき――ケース入り公式球を手に入れた。 とはいえ、第1回と第2回で記したワールドシリーズ観戦体験こそが最大のメモラビリア。この思い出を大切にしていきたい。そして次は日本時間11月22日に発表されるMVPとその記念グッズに注目している。 〈第1回、第2回からつづく〉
(「メジャーリーグPRESS」Aki = 文)
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