高所作業車から宙づりに…厚木の外壁補修工事で作業員転落、病院搬送も死亡
16日午後4時5分ごろ、厚木市岡津古久の自動車の技術開発会社敷地内で、外壁の補修作業をしていた東京都杉並区、自営業の男性(63)が、高所作業車のゴンドラから転落した。男性は、搬送先の病院で死亡が確認された。 【グラフで見る】神奈川で労働災害増加 要因は? 伊勢原署によると、男性は男性作業員と2人でゴンドラに乗り、一般的なビルの12~13階相当の高さで建物外壁の漏水補修工事を行っていた。何らかの理由で高所作業車のアームが約8メートル縮み、男性はゴンドラの外に投げ出されて命綱で宙づり状態になったという。一緒に作業していた男性もゴンドラ内で転倒して足に重傷を負った。署が業務上過失致死の疑いもあるとみて事故原因を調べている。
神奈川新聞社