1億1800万円だまし取られる、松戸の86歳女性被害 「暴力団の家からあなた名義の通帳」「疑い晴らすためお金を検査」とうその電話
松戸署は17日までに、松戸市の無職女性(86)が総額約1億1800万円の現金をだまし取られる電話de詐欺事件が発生したと発表した。 同署によると、5月9日~8月2日、携帯電話会社の職員や警察官をかたる男らから「麻薬事件で逮捕した暴力団員の家からあなた名義の通帳と携帯電話が出てきた。疑いを晴らすためにあなたのお金を検査する必要がある」などとうその電話があった。女性は指示に従って現金をリュックに詰めて受け渡したり、口座に現金を振り込んだ。 女性は、男らから1日2回の定時連絡を求められていたが電話がつながらなくなり、金融機関に相談して詐欺と気付いた。金融機関が同署に通報した。