純資産総額が12兆円の大台越え、先進国株式インデックスファンドへの旺盛な資金流入が続く=DC専用ファンド(2024年1月)
■トータルリターンのトップは「<DC>トヨタ自動車/トヨタグループ株式ファンド」
個別ファンドの過去1年間のトータルリターンランキングトップは、「DCトヨタ自動車/トヨタグループ株式ファンド」になった。前月の第2位から再びトップを奪い返した格好になった。第2位には「野村DC世界株式トレンドファンド」が前月の第4位からランクアップし、第3位に前月と同様に「DC次世代通信関連 世界株式戦略ファンド」が入った。前月トップだった「<DC>ベイリー・ギフォード世界長期成長株F」は第68位に後退するなど、パフォーマンスの順位の入れ替わりが激しい。
前月と同様に今月もトップ10に入る国内株式ファンドは3ファンドにとどまった。新たな動きとしては、米「S&P500」に連動するインデックスファンドが第9位、第10位にランクインしてきたことだ。今年に入って「S&P500」は史上最高値を更新するなど、1月は米国株高が目立った。トータルリターンランキングでは、そのような米国株式の好調を反映している。(グラフは、過去3カ月間のDC専用ファンドの資産クラス別資金流出入の状況)
ウエルスアドバイザー