『ワンピース』ルフィの未来に暗雲が? SBSに記された尾田先生の発言から推測が立つ
尾田先生のコメントが気になる
マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』には多くの謎が残され、なかでも主人公の「モンキー・D・ルフィ」が、物語の最後にどうなるのか、ということについては、多くのファンが注目しているひとつです。そのルフィの未来を暗示するようないくつかのヒントが、コミックスに収録された質問コーナー「SBS」に書かれています。ルフィは一体どうなってしまうのでしょうか? 【画像】いや顔、変わりすぎだろ! こちらがルフィの変身姿 全形態です(7枚) コミックス89巻に収録されたSBSには、海外のファンから、年を取ったルフィはどんなビジュアルになるのかという質問がありました。それに対し、作者の尾田栄一郎先生は40歳になったルフィ、60歳になったルフィのイラストを描いてくれています。そして、そのイラストに添えられたコメントには「エースの様に『もし生きてるなら40歳、60歳でどうなるか』みてみましょう」と気になる言い回しが使われています。 実は同じく89巻のSBSには、ルフィの義兄である「ポートガス・D・エース」がもし生きていたらと仮定して、彼の40歳、60歳の姿を描いたイラストが掲載されていました。エースはすでに故人なので、彼にならってルフィに対しても「もし生きてるなら」という言葉を使っただけかもしれません。 しかし、尾田先生は続けて「でも未来なんて何が起こるかわかりません!!」とも発言しており、これらのコメントから一部のファンの間では「ルフィが死んでしまう未来を示唆しているのでは」と考えられているのです。 さらに、その仮説を後押しする要因として、コミックス94巻のSBSで描かれた、「麦わらの一味」の「狙撃手」である「ウソップ」にあります。60歳になったウソップのイラストには「そろそろ恋しいなァ あいつがよォ!!」というセリフが添えられています。この「あいつ」がルフィのことを指すとすれば、ルフィは最後に仲間たちの前からいなくなってしまう、つまり死んでしまうのではないか?と推察されているのです。 ルフィの未来に対し、ファンからは「ギア2(セカンド)による心臓の負担とかもあるだろうし、そもそも無茶し続けてるルフィが長寿なはずないんだよね……」などと心配の声があがっているほか「本当に悲しくなるからやめてくれ」と、ルフィがいなくなってしまう展開を受け入れられない意見もありました。 しかし、不治の病に侵された「ゴール・D・ロジャー」や、若くして命を落としたエース、「D」の隠し名を持ち「珀鉛病」という病のせいで殺された「トラファルガー・ロー」の家族など「Dの一族」には悲劇的な最期を迎える人が多いのも事実です。 本記事で紹介したのはあくまで推察の域です。しかし、SBSでは過去にも「ロロノア・ゾロ」の血筋など、主要キャラの重要な情報が明かされたこともあり、読み落とせません。ルフィが無事に生き延びることを願いたいものです。
LUIS FIELD