〔東京株式〕上げ幅縮小=利食いが上値抑える(6日後場中盤)
(13時54分)後場寄り直後に1100円超上昇した日経平均株価は、上げ幅を縮小している。米大統領選の開票作業が続く中、先物買いを誘った「トランプ氏優位」との見方を変えるような材料はないが、「投機的な買いが中心だったため、大きく上がれば利益確定売りが出る」(国内証券)という。指数の派手な値動きに隠れて目立たないが、郵船 <9101> が後場値を下げるなど、決算発表に反応した個別の売買は引き続き見られる。 (後場寄り)後場の日経平均株価は前日比1089円88銭高の3万9564円78銭で始まった。現物取引の昼休み中も先物の買いは続き、日経平均は一段高となった。 (前引け)【プライム】午前の日経平均株価は、前日比866円54銭高の3万9341円44銭と大幅上昇して終了した。米ハイテク株高を受け、朝方から半導体株が買われた。米大統領選でトランプ氏が優位との報道で、為替が円安に振れていることも追い風となった。東証株価指数(TOPIX)は、51.77ポイント高の2716.03で終了した。 86%の銘柄が値上がりし、12%が値下がりした。出来高は10億4688万株、売買代金は2兆2063億円。 業種別株価指数は33業種すべて上昇。パルプ・紙、機械、その他製品、銀行業、保険業、不動産業などの上昇率が大きかった。 【スタンダード】スタンダードTOP20は堅調。出来高は1億9929万株。 【グロース】グロース250とグロースCoreはともに反発。 (10時13分)東京市場では、前日の米国市場でハイテク株が大きく上昇したことを受けて半導体株に買いが入り、日経平均株価を押し上げている。日経平均は一時前日比500円超高まで上げ幅を広げた。「決算に反応した売買も活発だ」(大手証券)という。 (寄り付き)日経平均株価は前日比203円05銭高の3万8677円95銭と続伸して始まった。米国株の上昇を受けて、幅広い業種で買いが先行している。