GPSウォッチとの連動で最強デバイスに! ガーミン「Approach Z30」が示す新しいコースマネジメントとは?
ピンからのフロント&バックエッジまでの距離も一緒に表示
ガーミンジャパン株式会社からゴルフ用レーザー距離計「Approach Z30」が6月27日に発売されました。「Approach Z30」は昨年発売された「Approach S70」などのゴルフ用GPSウォッチやと連動が可能となり、よりスコアアップに直結する情報が得られるようになりました。そこで早速、新しいレーザー距離計「Approach Z30」を編集部員が試してみました。 【画像】レーザー距離計のフラッグシップ! ガーミン「Approach Z82」の機能を写真解説 210グラムというコンパクトなボディーですが、本来のレーザー距離計としての性能も充実。最大1300ヤード、ピンフラッグ400ヤードまでの距離計測が可能で、もちろん高低差を考慮したアシスト機能も搭載しています(競技使用モードにすることでオフも可能)。ファインダー内は見やすい赤色透明OLEDを採用していて、天候に左右されず見やすい距離表示になっています。他にも測距完了を振動で知らせてくれる「ジョルト機能」やIPX7の防水等級採用など、他ブランドの上位機種に装備されている機能はほぼ付いています。
しかし今回のガーミン「Approach Z30」のスゴい部分は、なんといってもガーミンGPSゴルフウォッチやアプリとペアリングさせることでできるようになった新機能。レーザー距離計である「Approach Z30」で計測した情報が手持ちのデバイスと同期され、様々な情報を確認することができるようになっていました。 まず驚いたのは「ピン位置自動補正機能」。ピンフラッグを「Approach Z30」で補足すると、同時にGPSウォッチに表示されていたピン位置が正しいポジションに補正され、より正確なマネジメントが可能になりました。そして、測距した地点までの距離がGPSウォッチやアプリにアーク線で表示される「レーザーレンジアーク機能」も使い勝手がいいと感じました。 グリーン上のピンを補足してバイブレーションが稼働すると、ファインダー内に様々な距離が表示されます。ピンまでの距離はもちろんですが、ピンからグリーンのフロントエッジとバックエッジまでの距離も表示。さらに「PlaysLike機能」と呼ばれる高低差や風向きなどを考慮した「推奨距離」も表示してくれます。 そして、ガーミンアプリとペアリングすることで「Approach Z30」が最後にスマートフォンとBluetoothで通信していた位置を表示できる「Find My Garmin機能」も搭載。万が一、コース上にレーザー距離計を忘れてしまっても位置情報を携帯アプリで確認することが可能になりました。