ドイツ、新たに防空システム供与 対ウクライナ軍事支援
【キーウ共同】ドイツ政府は23日、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの新たな軍事支援を発表した。2基の防空システム「IRIS―T」や15両の戦車レオパルト1、多数の無人機などを供与したとしている。 ウクライナでは無人機の襲来が増加傾向にあるほか、ロシア軍が20日に首都キーウ(キエフ)を弾道ミサイルなどで攻撃し、防空システムの強化が急務となっている。 侵攻開始当初、ドイツは軍事支援への慎重姿勢が非難されたが、その後は積極姿勢に転じ、現在では米国に次ぐ支援国となり、既に280億ユーロ(約4兆5700億円)の軍事支援を実施した。今後も支援を続ける方針。