拡大メンズメーク市場!背景に“映える”売り場3倍デパートも…商戦最前線を阿部記者が追う!
(40代男性)「コンシーラーって言うんですかね、あとファンデーションですね。仕事で人前に立つときにちょっとだけ塗ったりすることもありますので(メンズメークは)ありだと思います」
(50代女性)「(スキンケアなどを)息子も主人もやってます。主人、60代」 (50代女性)「脱毛とかもやられたり、私たちの世代の男の子とはちょっと違う美容に気をつけている子が多いと思います」
充実のメンズ商品!売り場3倍のデパートも!
札幌市内のデパートをのぞいてみると、様変わりしていました。 (阿部記者)「こちらの店は男性の美容用品を取り扱っていて、スキンケアやリップなどの男性のメーク用品など1000点以上の商品を取り扱っています」
このデパートでは2年前に大幅リニューアルし、売り場の面積を思い切って3倍に! 道内最大級の売り場を誇ります。 まつ毛にボリュームを加えるマスカラや、唇をケアしつつ色鮮やかに見せるリップ。
なかでも売れ筋が… (札幌丸井三越メンズドメスティック・紳士雑貨亀井聡マーチャンダイザー)「初心者の方にも取り入れやすいのが、こういう眉毛を整えるパウダーです。このように自分の眉毛を整えるだけで大分印象が変わってきます」
顔の印象が大きく変わると言われる眉毛を簡単に整えられるものや、1本で美容液や下地の役割を果たすクリームなど、いわゆる“基礎化粧品”と呼ばれる手軽な商品が売上をけん引しています。 (札幌丸井三越メンズドメスティック・紳士雑貨亀井聡マーチャンダイザー)「例えば夏の日焼けケアですとか 毛穴ですとか、身だしなみの一環としてさらに広がりを見せていくのかなっていうふうに感じております」
メンズメークは公共施設にも…
メンズメークの勢いは公共施設にも広がっていて、とどまるところを知りません。 (JR北海道・綿貫泰之社長)「男性トイレにパウダーコーナー新設する」 JR札幌駅では今2024年度中に初めて、駅構内の男性トイレに、パウダールーム・化粧室を作る計画を立てています。