ロシア、NATO加盟国攻撃否定 米大統領発言「完全なたわ言」
ロシアのプーチン大統領は17日放送の国営テレビの番組で、仮にロシアがウクライナに勝利すれば北大西洋条約機構(NATO)加盟国を攻撃する恐れがあるとのバイデン米大統領の発言を「完全なたわ言だ」と否定した。一方、ウクライナ侵攻後にNATOに加盟した隣国フィンランドとの間で今後「問題が起こり得る」と警告し、NATO拡大を批判した。 ロシアが核攻撃に踏み切ったらアメリカはどこに報復するか? 米政権内で行われていた机上演習の衝撃的な中身
バイデン氏は今月6日、ロシアがNATO加盟国を攻撃した場合「米軍はロシア軍と戦うことになる」と述べた。 プーチン氏は「NATOを支配する米国は、ロシアがNATO加盟国と戦う理由や利益が経済的にも軍事的にも地政学的にもないと分かっているはずだ」と主張した。