ドジャースVに感情爆発したアジア系米国人 経済効果は…「大谷、山本だけじゃない」米特集
米放送局が特集
4年ぶりにワールドシリーズ(WS)を制した米大リーグ・ドジャースとアジアの繋がりを米放送局が特集した。大谷翔平、山本由伸両投手はもちろん、デーブ・ロバーツ監督やトミー・エドマン内野手も縁が深い。ロサンゼルスのアジア系コミュニティにとっての存在感を強調している。 【動画】「アジア人男性の壁画が…」 大都市LAに“大谷翔平・効果”が広がる様子を捉えた実際の映像 米カリフォルニア州地元放送局「NBCロサンゼルス」は「アジア系米国人にとって、ドジャースが彼らを代表することの意味」と題する記事を掲載。「ショウヘイ・オオタニとヨシノブ・ヤマモトだけではない。デーブ・ロバーツは日系米国人で、トミー・エドマンは片方の親が韓国人だ」とアジアとの繋がりの深さを紹介した。 記事は「ドジャースはこの街の本当に多くの異なるコミュニティーと密接な関係を持っている」と説明。「1980年代に偉大なフェルナンド・バレンズエラが、ラティーノのコミュニティーにおいてファンの支援に火をつけたように、オオタニもロサンゼルスのアジア系コミュニティーに同じことをしてきた」とメキシコ出身の173勝左腕の影響力と重ねた。 同局は番組内でも「ドジャースがWSで優勝した時、リトルトーキョーは祝福で爆発した」とロサンゼルス日本人街の歓喜をレポート。取材に応じた女性ファンは「私は片方の親が中国人です。だから、ドジャースにアジアを代表する人たちがいるのは素晴らしいことです」と喜びを語った。 大谷の巨大壁画が描かれているミヤコホテルのアキラ・ユハラGMは経済効果を実感。日本人観光客は3倍ほど増加したと見ているという。番組では「王座までチームを導いた数人のアジア系スーパースターのおかげだ」と締められている。
THE ANSWER編集部