ダルビッシュ有、味方の“ホームランキャッチ”に救われる プロファーが初回に超ビッグプレー、ベッツの打球もぎとる
◇6日(日本時間7日) ナ・リーグ 地区シリーズ第2戦 ドジャース―パドレス(ロサンゼルス) パドレスのダルビッシュ有投手が、今季のポストシーズン初登板。先頭・大谷との初対戦は巧みな配球で空振り三振。続くベッツの大飛球では左翼手プロファーの”ホームランキャッチ”の超ファインプレーに救われ、三者凡退で片付けた。 ポストシーズンは2012年、16年、17年、20年、22年に続き自身6度目。9月27日以来、中8日での登板。先頭・大谷は5球目の外角の変化球で空振り三振。2番・ベッツは左翼スタンドに届く当たりを放ったが、左翼・プロファーが観客の上でキャッチ。ダルビッシュは本塁打を浴びたかのような仕草を見せていたが、結果は左飛。同点ソロと期待した場内のドジャースファンは騒然となった。3番フリーマンは三振に仕留めた。 38歳のダルビッシュはレギュラーシーズンでは16試合、7勝3敗、防御率3・31。、5月19日に行われたブレーブス戦で史上3人目となる日米通算200勝を達成。ただ、同29日の登板後に左脚の張りで15日間のIL入り。さらに7月には「家族に関する個人的な事情」でメジャー40人枠から外れ、制限リストに登録されていた。9月に復帰すると、5試合で3勝をマークしていた。
中日スポーツ