雅子さま 涙を浮かべられた場面も…2024年の3度の石川県ご訪問を振り返り
腰をかがめ「おからだに気をつけてくださいね」と、避難生活を送る人々に声をかけられた雅子さま。12月17日、天皇陛下とご一緒に、元日の能登半島地震に続き、9月に奥能登豪雨に見舞われた石川県輪島市を訪問された。 【写真あり】穴水町でご懇談中、涙を浮かべられる雅子さま 能登半島ご訪問は今年3度目で、霰や冷雨が降る天候でも沿道で迎える人々に、両陛下はマイクロバスから手を振られながらご移動。中学3年の女子生徒など4人が犠牲となった久手川町の豪雨被災現場では、沈鬱な表情で深く黙礼された。続いて、大震災と大水害で住居を失った51人が生活する輪島中学校の避難所を訪ねられ、被災者らにお言葉をかけられた。両陛下は「引き続き被災地に心を寄せていきたい」と思われているという。 【3/22 輪島市・珠洲市ご訪問】 段ボール製ベッドが並ぶ輪島市ふれあい健康センターで、被災状況について尋ねられた。能登半島地震の2カ月半後、能登半島をご訪問。猛火に見舞われた輪島朝市で黙礼された。 【4/12 穴水町・能登町ご訪問】 災害対応に尽力した人々にねぎらいの言葉を。雅子さまが涙を浮かべられる場面もあった。多くの家屋が倒壊した能登町白丸地区をご視察。両陛下は真剣な表情で説明をお聴きに。 【12/17 輪島市ご訪問】 今も51人が身を寄せる輪島中学校でご懇談。中腰になり、被災者と目を合わせ励まされた。塚田川の氾濫で多くの家屋が流された輪島市久手川町の被災現場で、説明をお聴きに。救助活動などに貢献した消防、自衛隊、警察の関係者に「たいへんでしたね」とお言葉を。
「女性自身」2025年1月7日・1月14日合併号