「夏の甲子園」最強高校ランキング第14位 球史に残る衝撃!“伝説の大投手“の圧巻記録とは…?
第106回全国高校野球選手権大会が2024年(令和6年)8月7日から17日間、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開催。全国47都道府県の49代表校(北海道・東京は2校)が出場し、夏・王者をかけて熱戦を繰り広げている。 【表】夏の甲子園2024 組み合わせトーナメント表 ここでは、歴代の選手権大会における通算成績を基に、高校別のランキングを作成した。基準としたのは、「優勝」「準優勝」「4強」「8強」の回数。優勝:10pt、準優勝:5pt、4強:3pt、8強:1ptの合計ポイントでランク付けしている。ただ、配点によって順位変動は出てくるため、今回はこの配点に限ったランキングであることをご留意いただきたい。 ※同一Ptで並んだ場合、優勝回数が多い方が優先、以下も同様。 ※第105回大会まで時点
14位:向陽高校[旧制・海草中](こうよう)
所在地:和歌山県 正式名称:向陽高等学校 <選手権大会成績> 優勝:2回 準優勝:1回 ベスト4:1回 ベスト8;0回 合計Pt:28Pt 14位は和歌山県の古豪・向陽。旧制・海草中時代に2度の全国制覇を果たした。 第15回(1929年)に夏・初出場ながら決勝の舞台まで上り詰め、準優勝に輝いた海草中。第25回(1939年)には「伝説の大投手」嶋清一が全5試合を完封、準決勝と決勝では2試合連続ノーヒットノーランを達成し、チームに初優勝をもたらした。さらに翌40年にも夏の頂点に立ち、史上4校目の夏連覇となった。 校名が向陽高となってからは夏の出場はないが、春の選抜には5度出場。2010年には「21世紀枠」での出場だったが、1回戦で開星(島根)を破り、聖地で45年ぶりの勝利を挙げている。 主なOB選手 嶋清一、真田重蔵、藪上敏夫、柴田猛ら
ベースボールチャンネル編集部