TOMORROW X TOGETHER、RIIZE、aespa、Stray Kids……“日本語曲×アニメーションMV”の話題作が増えた背景
なぜ日本語曲にアニメMVが制作されるのか
このように数々のK-POPグループの日本語曲MVでアニメが使われているが、それは恐らく“日本=アニメ”のイメージが定着しているからなのだろう。また、K-POPグループがリリースする日本語曲はキャッチーなメロディであったり、親近感を覚えるような歌詞であったりすることが多いと感じるが、そういった楽曲が、日本人にとって身近な存在であり、感情移入をしやすいアニメとの親和性が高いことも理由として考えられる。 そして、本記事で取り上げた作品のように、有名なキャラクターや人気クリエイターとMVを通してコラボすることは、グループの知名度アップに繋がり、グッズ販売やポップアップイベント開催など日本活動を盛り上げることにも役立つのだろう。 実際に、Stray KidsやaespaのアニメMVを制作した可哀想に!は、彼らとコラボしたことでより一層韓国での知名度が高まっている。また、これまでK-POPに興味がなかった層が、可哀想に!が手がけたMVを見たことで、「このアニメのモデルとなっている人たちは誰?」と韓国のアイドルに関心を持ち始めているケースも。 今やK-POPは日本でもメジャーに聴かれる音楽ジャンルとなっており、今後も新たに日本進出してくるグループがたくさん現れるだろう。今後日本デビューするK-POPアイドルたちがどのような形でアニメやクリエイターとコラボを果たすのか楽しみである。 ※1:https://realsound.jp/2024/07/post-1711083.html
AMO