【バスケ】Bリーグ島田チェアマン「内部に向けたもの」移籍に関する匿名SNS情報発信に見解
バスケットボール男子Bリーグの島田慎二チェアマン(53)が15日、各クラブの公式発表前に匿名SNSなどで選手らの移籍情報が発信されている状況について、あらためて見解を示した。 数年前から一部のSNSアカウントで、精度の高い移籍情報が継続的に発信されるようになった。このことについて島田チェアマンは12日、テキスト投稿サイトnoteに「機密情報を公式発表前に連続的に発信されるということにかなり違和感があります」などと投稿。「リーグとしてどのように対応ができるのか、すべきなのか、検討していきます」とつづった。 投稿の真意について質問を受けた島田チェアマンは、守秘義務を伴う情報が継続的に発信されていることへの懸念を強調。「機密情報の取り扱いをしっかりしようと、内部に向けたもの」とし、代理人らへ向けて発したメッセージであるとした。 プロスポーツにおいて、移籍に関する情報が注目されることは当然なことでもある。同チェアマンは「うわさ話も含めてエンターテインメントになることへの理解が、私にないことはない。そこは全否定しない」とも発言。また情報発信アカウントが匿名か否かについてや、報道機関の取材に基づくものであるかの線引きについては議論していないとも語った。 リーグ広報は「各報道機関の取材姿勢を問うているわけではない。自由な取材活動をリーグが統制するわけではない。あくまでリーグ内のガバナンスの問題。取材で仕入れた情報を出すことはジャーナリズムの鉄則」と補足した。