豪ゴールデンイーグルのアスコリピチェーノは20頭立て17番枠も…名手モレイラは自信見せる
オーストラリアのシドニー(ニューサウスウェールズ州)で2日に行われる高額賞金競走、ゴールデンイーグル(芝1500メートル、ローズヒルガーデンズ)の枠順が29日に決まった。20頭立てで、日本馬2頭はアスコリピチェーノ(牝3、黒岩)が17番ゲート、コラソンビート(牝3、加藤士)が19番ゲート。いずれも外枠に入った。 オーストラリアの「セブンニュース」電子版は30日、アスコリピチェーノに騎乗するジョアン・モレイラ騎手の反応を伝えた。外枠からのスタートとなったが、モレイラ騎手は「私が乗る馬を選べるとしたら、間違いなく彼女が最初に来るでしょう。他の馬のジョッキーも彼女に乗りたいと思っているはずです」と自信を見せており、ブックメーカーの単勝前売りオッズもアスコリピチェーノが1番人気となっている。また、「レーシングNSW」の記事では、モレイラ騎手はステレンボッシュに騎乗した今年の桜花賞を振り返り、「私は彼女(2着のアスコリピチェーノ)に勝ったが、乗っていたの馬が本当にいい馬だったから彼女に勝てました」と語っている。 ゴールデンイーグルは重賞格付けこそないものの、1着賞金が525万オーストラリアドル(約5億3200万円)の超高額賞金競走で、昨年は日本から挑んだオオバンブルマイが制している。発走予定時刻は日本時間の2日午後2時45分(現地時間午後4時45分)。今週末の海外競馬は米国で行われるBC競走ももちろん注目だが、南半球オーストラリアで走る牝馬2頭にも声援を送りたい。