【春高バレー】連覇を狙う亀岡聖成や2年生エース中上烈ら今大会必見の10人(男子)
井坂太郎(鎮西高〔熊本〕) いざか・たろう/3年/身長185㎝/最高到達点336㎝/長嶺中(熊本)/アウトサイドヒッター/全国高校選抜(23年度)キャプテン 舛本颯真(中央大1年)のあとを継ぎ、エースでキャプテンの重責を担う。春高県予選決勝では右肩に痛みを抱えながらプレーし、本戦でベストパフォーマンスを発揮できるかは不明。それでも、昨年度は準優勝した春高で、3年間の集大成を見せられるか。 葭原逢太(東福岡高〔福岡〕) よしはら・おうた/3年/身長184㎝/最高到達点337㎝/三筑中(福岡)/アウトサイドヒッター/U18日本代表(22年度)、U19日本代表(23年度)キャプテン 2年生時、3年生時とキャプテン、そして本職ではないセッターとしてアンダーエイジカテゴリー日本代表で活躍。東福岡高では、今季は2年生中心のチームをエースでキャプテンとしてまとめる。今季初の全国大会出場を決めた春高県予選決勝では、直前に左足首をねんざし、万全ではないなかでプレー。本戦ではさらに高いパフォーマンスに期待だ。
ローゼン マーク有廉ジュニア(土浦日大高〔茨城〕) ろーぜん・まーくあれんじゅにあ/3年/身長190㎝/最高到達点345㎝/滑川中(茨城)/ミドルブロッカー/U18日本代表(22年度) アメリカの血が流れる爆発力のあるミドルブロッカー。レギュラーをつかみ、U18日本代表に選出された2年生時からパワーアップし、高さを生かした攻撃に加え、バックアタックなども磨きをかけてきた。初戦の相手はインターハイの3回戦でフルセットの末に敗れた昇陽高。リベンジを果たし、チームを目標のセンターコートに連れていく。 白野大稀(正智深谷〔埼玉〕) しろの・たいき/3年/身長188㎝/最高到達点347㎝/富士見西中(埼玉)/アウトサイドヒッター 今大会屈指のハイジャンパー。2年生時には新型コロナウイルスの影響でインターハイの出場を辞退。その後に取り組んだトレーニングの成果が実り、1年間で最高到達点は10㎝以上アップした。チームとしては11年ぶり、そして自身初のオレンジコートでインパクトを与える。 文/田中風太(編集部) 写真/山岡邦彦(NBP)、田中風太
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