そうだ 京都、行こう。青紅葉が美しい夏の京都で“癒し”をめぐるおすすめ旅ルート
〈東福寺〉で楽しみたい「青紅葉」
■伝統を感じる〈三井ガーデンホテル京都新町 別邸〉 〈三井ガーデンホテル京都新町 別邸〉は、「京都の伝統を継承し、再生する」をコンセプトに、新町通の旧松坂屋京都仕入店跡地に位置しています。 旧松坂屋京都業務部建物の意匠を再生、活用した外観デザインや、旧建物の柱梁や灯篭などを活用したインテリアなど、随所に“京都らしさ”が感じられます。 朝食会場の〈僧伽小野 京都新町別邸〉では、オリジナリティあふれる八寸とハーフビュッフェを提供。京野菜や伝統の食材を使用したおばんざいが味わえます。 同ホテルの朝食つきプランは「お土産チケット」がもらえ、併設している〈Sanga 蔵 Market〉でアイスやコーヒー、焼き菓子などと引き換えられます。 さまざまな観光スポットへの拠点としても便利なホテルは、アクティブな旅のステイ先としてもおすすめ。 information 三井ガーデンホテル京都新町 別邸 住所:京都市中京区新町通六角下る六角町361番 電話番号:075-257-1131 ■京都の名所のひとつ〈東福寺〉で青紅葉を鑑賞 臨済宗東福寺派の本山で、京都五山のひとつである〈東福寺〉は、庭園や通天橋の紅葉など四季折々の美しい景色で知られ、世界各国から多くの人が訪れる観光名所です。 特にモミジの名所として有名で、通天橋から庭園を巡りながら、緑眩しい風景のなかで開放感が味わえます。 境内の最も南にある「三門」は、現在の門は応永12(1405)年頃に再建されたもの。禅寺の三門としては日本最古にして最大で、国宝に指定されています。 5つの柱と3つの入り口がある「五間三戸(ごけんさんこ)」という造りで、二階建ての構造が特徴。二階の内部には、画家・明兆(みんちょう)の手による極彩画が描かれ、宝冠釈迦如来(ほうかん しゃかにょらい)などの仏像群が並びます。 普段は拝観できませんが、季節によっては特別拝観などのイベントも開催。タイミングを合わせて訪れるのもおすすめです。 information 東福寺 住所:京都市東山区本町15丁目778 電話番号:075-561-0087 拝観時間:9:00~16:30(受付終了16:00)※11月~12月初旬は8:30~、12月初旬~3月は16:00まで(受付終了15:30) 拝観料:東福寺本坊庭園(方丈)大人 500円 通天橋・開山堂 600円(秋拝観料 1,000円) 東福寺本坊庭園(方丈)・通天橋・開山堂共通拝観券 大人1,000円 ■京都市有形⽂化財〈長楽館〉でとっておきのフレンチを味わう 〈長楽館〉は、明治の歴史的迎賓館であり、歴史の面影が今もなお残る建物は「京都市有形文化財」として長い歴史を誇ります。 館内は、植物文様のレリーフや華やかなシャンデリアなど、華麗な装飾品や調度品に囲まれ、重厚なしつらえはどこを切り取っても秀麗。 館内のフレンチレストラン〈ル シェーヌ〉では、食材に妥協しない橋本シェフが生み出す、京都ならではの美食の数々に舌鼓。 明治ロマンが香るノスタルジックな空間の中で、優雅なひと時を過ごしてみてはいかが? information 長楽館 住所:京都市東山区八坂鳥居前東入円山町 604 電話番号:075-561-0001 営業時間:〈ル シェーヌ〉11:30~15:30(14:00最終入店)、17:30~22:00(19:30最終入店) 定休日:不定休 京都は1200年以上の時間が凝縮されている古都ならではの風景が魅力的。今回紹介した場所は、帰ってからもきっと忘れることができなくなるほど印象に残るスポットばかりです。 京都の社寺やまちなかの癒しスポットをのんびりと巡りながら、来る前と変わってゆく心情の変化を体感してみてはいかが? writer profile Momo*Kinari きなり・もも ライター・エディター。東京在住。Webや雑誌、旅行ガイドブックで撮影・執筆。国内外でグルメや観光スポットを取材。たまに料理やモノづくり、イラストの仕事もしています。 X:@Momo_kinari 【コロカルニュース】とは? 全国各地の時事ネタから面白情報まで。コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。