暑がり vs 寒がりの仁義なき戦いはこれで解決! クルマのエアコン管理術4選
小物を使っての対策も有効
3つめは、定番ですがブランケットやタオルケット、カーディガンなどを車内に準備しておき、エアコンは暑がりな人に合わせて使用しつつ、寒がりな人が適宜、ブランケットをかけるなどして暖かくする方法。エコダウンのような中綿が入っている素材や、ヒートテックのように吸湿発熱素材のものなら、暖かさが保ちやすくなっています。 また、車内にブランケットのような大きなものを置くとかさばるのでイヤ、という場合には首や足首などにちょっと巻くだけでも寒さがやわらぎますので、スカーフやバンダナのようなものを常備しておくといいでしょう。 4つめは、少し入念な準備になりますが、暑がりと寒がりの原因に着目し、乗車前の行動によって改善をはかる方法です。暑がりの原因としては、筋肉量が多いこと、太っていること、ホルモンバランスの変化によるものが挙げられます。これはなかなかすぐには改善できませんが、寒がりの原因は多様で、筋肉量の減少や太っていること、ホルモンバランスの変化といったもののほかに、血行不良やストレス、運動不足といったものも挙げられます。 そこで、乗車する前にウォーキングなどの有酸素運動を30分程度しておくこと。お風呂や温泉に浸かって血行をよくしておくこと。どちらかひとつでもいいですが、できれば両方やってから乗車すると、寒がりの症状がやわらぐかもしれません。 さらに、服装にも注意を。身体を締め付けるようなきつい服や靴、靴下やストッキング、ロングブーツなどは血流を妨げてしまいますので、結果的に身体が冷えやすくなってしまいます。寒がりの人は、なるべくゆったりとした、リラックスできる服装でドライブに出かけると良さそうです。 ということで、せっかくのドライブを楽しい時間にするためにも、こうした対策を頭に入れて、暑がりvs寒がりの闘いに、いまこそ終止符を打ちましょう。
まるも亜希子