浦和ショルツ、負傷復帰へ「もう少し時間が必要」 敵地で5戦3敗「強固に大人っぽくプレーするべき」
浦和のDFアレクサンダー・ショルツは15日、さいたま市内で行われたチーム練習でフルメニューをこなし、負傷から順調な回復ぶりを見せた。 3月10日の札幌戦で右ハムストリング肉離れを負い、今月上旬から練習に部分合流。12日のアウェー・柏戦(0●1)は5戦ぶりにベンチ入りした。この日はボールを使ったメニューなどをこなし、全体練習後にはダッシュを繰り返した。 現在のコンディションについて「プロセスは良い方向にいっている。やっと体が動き始めている感じがする。だいぶアウトしていたので、もう少し時間が必要だ」と説明。次節のG大阪戦(20日、埼玉)での復帰について「まだ月曜日なので明確なことは言えない」と話すにとどめた。 チームは柏戦で自陣左からの相手クロスからFW木下康介に守備陣が寄せきれず、決勝点を献上。他にもクロス対応の甘さから決定的なピンチを招く場面もあった。 外から試合を見たショルツは、今季5戦で1勝1分け3敗と苦戦するアウェー戦の戦いについて言及。「ホームは非常に良い形でやれている。アウェーではもっと強固たるチームとして、大人っぽくプレーするべきだと思う。時折、簡単にやられすぎかなというところもある。堅い、ソリッドな表現というのをアウェーゲームでパフォーマンスできれば」と強調した。 この日は負傷を抱える主将DF酒井宏樹、MF関根貴大、FWソルバッケンは別メニューで調整。また、FW松尾佑介はコンディション調整のため全体練習に加わらず、9日に筋肉系のケガを負ったMF岩尾憲は個別でランニングなどを行った。
報知新聞社