北陸道3台事故、1人死亡 白山IC近く、玉突き 過失運転致死疑いボートレーサー逮捕
11日午前8時ごろ、白山市宮永新町の北陸自動車道(上り)白山インターチェンジ(IC)近くで、中型トラックとライトバン、普通乗用車の計3台の玉突き事故があった。石川県警高速隊によると、ライトバンを運転していた金沢市高畠1丁目、会社員辻森誠さん(49)が救急搬送され、病院で死亡が確認された。 高速隊によると、3台のうち1番後方にいた普通乗用車が前方にいた辻森さんの車に追突。その弾みで、辻森さんは前方にいた金沢市桜町、会社員田島正則さん(45)が運転する中型トラックに衝突した。 高速隊は11日、普通乗用車を運転していた高岡市野村、ボートレーサー中山将太容疑者(28)を自動車運転処罰法違反(過失運転致死)の疑いで逮捕した。 辻森さんの死因は頭蓋骨骨折や脳挫傷とみられる。中山容疑者も救急搬送され、打撲による軽傷だった。 現場は片側1車線の工事規制区間の手前にあり、合流に向けて低速で走行する車列が続いていたという。北陸自動車道金沢東―美川IC間(上り)が11日正午まで約3時間50分、通行止めとなった。