激闘派の山口裕人が振込詐欺に遭っていたことが発覚

　RISEを主戦場に試合をしているキックボクサーの山口裕人（道化倶楽部）が、振込詐欺事件に遭ったことが分かった。山口は昨日24日、自身のYouTubeチャンネルで『もう二度と俺のこと騙すなよ‼』と題した動画を配信し、犯人に警告。4日前の21日には詐欺事件の顛末を語った動画を公開したばかりだった。 　ネット通販で税込7540円のボクサーパンツを購入したが、数百万円を一瞬で損失したようだ。返金を要求し、返すと返事が来るもニセの振り込み完了画面が送られてきた。 【フォト】これが、山口が詐欺にあった偽の“振込完了”画面 　山口は今月18日、前述の通り、ネット通販で税込7540円のボクサーパンツを購入した。だが、在庫がないというメールが詐欺業者から届いたという。そして、返金手続きの案内があるも、銀行振込やカードの返金ができないとの通達。なぜか、「Pay Payのみでの返金になる」とLINEのやり取りでメッセージが届くも「エラーになる」と言われて困っているとのこと。 「この時点で怪しい」と山口は思ったというが、返金してほしいためどうすればいいか問い合わせると、「LINE通話で画面共有を行いたい」と要求があり、それでもうまく行かないと返事。詐欺業者は「Pay Pay経由で銀行振込をする」との謎の行動に。 　言われるまま銀行口座の振込額をMAXにさせられ、さらに決済番号の数字が送られてきて、それをコピーして振込金額にペーストしろとの指示に山口は「この額が振り込まれるのでは？」と抵抗するも、「次のページの右上に出る番号が知りたい。それをPay Payで返金する時に使いたい」と押し問答があり、なんと山口は「ピッて押してもうた」と振込を実行してしまったそうだ。 　ネットバンキングで行ったため、銀行側に怪しいと思われたのか山口の口座が凍結に。詐欺業者は「もうひとつ番号が知りたいから、また違う番号でお願いします」とさらなる要求が。山口は「そんなん無理や。さっきのお金を返してください」と断ると、詐欺業者が「すぐに返金します」と言ってきて、偽の返金完了画面が送られてきたという。 　翌日、山口は直接銀行に確認したら返金がなく、偽の振込画像ということも発覚。警察に連絡するも口座が凍結して確認ができない状況となり、詐欺業者とは連絡がとれなくなってしまったと説明した。 　山口は「額は言えないけど、エグイ額いかれました」と言い、動画では“数百万”のテロップが。どうやら振込詐欺の被害に遭い、数百万円を一瞬で損失したようだ。 　動画を見たユーザーからは「こんなピュアな人は絶対ええ事あるわ」や「一度詐欺に引っかかったら、引っかかりやすいリストに名前登録されるっていうし、他の詐欺も近づいてくるから気をつけて」といった心配する声が寄せられた。 　山口は警察に被害届けを出しても、振込んだ額は戻ってこないと諦めている様子。山口の他にもPay Payを利用した振込詐欺の被害は増えており、注意が必要だ。 　勝っても負けてもKO勝負を繰り広げる山口は、“OFG（オープニングファイトグローブ）の申し子”と呼ばれ、昨年8月はYA-MANとダウンの応酬で会場を盛り上げ、11月の『FIGHT CLUB』では西谷大成と激闘を繰り広げた。今年10月5日（土）に行われる『FIGHT CLUB.2』では安彦考真との対戦が発表されたため、詐欺事件の怒りをこの試合でぶつけるとも宣言している。