「長い距離を当日入りは厳しい状況」小野伸二がFC東京を労う。台風10号の影響でアウェー広島戦への移動が過酷に
「最後まで粘り強く戦って、2点を取り返して。素晴らしかった」
元日本代表MFの小野伸二氏が、フジテレビ系列のサッカー専門番組「MONDAY FOOTBALL みんなのJ」に出演。FC東京の奮闘ぶりを労った。 【画像】ついにW杯アジア最終予選スタート!中国、バーレーンとの闘いに挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介! FC東京は、8月31日に敵地で行なわれたJ1第29節・サンフレッチェ広島戦に向けた移動の際、台風10号の影響を大いに受けた。チームは、29日の昼過ぎに新幹線で出発したが、途中で運転見合わせとなり、その日は静岡県内で宿泊。翌30日は、終日かけてバスで東京都内に戻り、31日に空路などを利用し、試合開始の約6時間前に広島市内のホテルに到着した。 そんななかで臨んだ試合では、5分に先制されると、32分と63分にも失点。79分に小柏剛のゴール、90+1分に相手のオウンゴールで1点差まで追い詰めたが、2-3で敗戦した。 同番組ではFC東京が「約50時間かけて広島に到着」と報道。これに対し、小野氏は以下のようにコメントした。 「イレギュラーなことはあっても、長い距離を当日入りというのは、試合に向けてコンディションを整えるのもそうですけど、基本的には厳しい状況だったと思います。それでも、最後まで粘り強く戦って、2点を取り返して。しかも、5試合ぶりの得点でしたからね、素晴らしかったのではないでしょうか」 昨年まで現役だった“天才”が、FC東京の選手たちに心を寄せた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部