【DeNA】牧秀悟 4年目の球界史上最高額 2億3000万円でサイン「ほかのタイトルより打点」
プロ野球・DeNAの牧秀悟選手が20日、契約更改交渉に臨み、1億1000万円アップの2億3000万円でサインしました。 【画像】来季からキャプテンの牧秀悟選手 2億3000万円での契約は、プロ4年目以内の選手では球界史上最高額。牧選手はこの金額について「まさかこんな金額をもらえると思わなかったので、素直にうれしいですし、自信にもなる」と喜びを語りました。 牧選手は今季、4番打者として全143試合に出場。両リーグ通じて唯一100打点を超える103打点を上げ、目標に掲げていた打点王のタイトルを獲得しました。 牧選手は打点王について「今年は特に最初から最後まで4番を打たせてもらったので、ほかの球団の4番バッターに負けたくないという気持ちはすごくありました。打点という部分だけでは、毎試合ほかの選手をチェックしたりとか、絶対に負けられないなという気持ちがずっと1年間あったのが(タイトル獲得の)一つの要因だったと思います」と振り返りました。 来年からはキャプテンに就任する牧選手。優勝を目指す上で「勝っているときはすごく勢いがいいんですけど、負けているときはどんな場面でもチーム自体がすごく落ち込んでしまう」とチームの浮き沈みを課題にあげ、「来年はキャプテンとして行動でもいいですし、何か一つチームが変わるきっかけを出していければと思います」と意気込みました。 今年3月に出場した、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での経験も生かします。チームメートとしてともに戦った大谷翔平選手やダルビッシュ投手について「先頭に立つというのを自然とやられていた方たちで、全員がついていきたくなりました。キャプテンではなかったですけど、練習にしろ試合にしろベンチの中にしろ、何か頼れる、頼りたい存在ではあったので、まだまだ力は及びませんけど、ああいう存在、頼れるキャプテンを目指してやりたいと思います」と語った牧選手。 来季に向けて「打点がチームの勝利にも直結しますし、ほかのタイトルというよりもやっぱり打点を。今年の打点よりもさらに増やして打点王を取りたいと思います」と、優勝に向けて2年連続の打点王獲得を目標に戦うことを誓いました。