欧州移籍を推薦!? 外国人アドバイザーが激推しする高校サッカー最強の逸材(10)とにかく賢い! ボールを奪えて捌ける天才
12月28日に開幕した第103回全国高校サッカー選手権大会。ここには、未来の日本サッカーを担っていくであろう逸材たちが数多く存在している。その中でもとくに注目すべきは誰なのか。今回は、公認スカウトの資格を持ち、数々の国際的な移籍に携わってきただけでなく、日本サッカーにも精通するイタリア人アドバイザーのフランチェスコ・ヴィッラ氏に、高校サッカー最強の逸材を選んでもらった。(選出・文:フランチェスコ・ヴィッラ、翻訳:佐藤徳和)
MF:木間司(このま・つかさ) 生年月日:2007年7月16日 所属:新潟明訓(新潟) 新潟明訓高校が全国への切符を勝ち取ったというニュースを見ても驚きはありませんでした。今年はまだ彼らの試合を直接見る機会には恵まれていませんが、U-17新潟選抜がU-17日本代表と対戦した一戦で、新潟明訓高校の主力の何人かを目にしていました。 この試合は壮絶な3-3の引き分けで終わり、新潟選抜は代表チームに劣らない力を示しました。その中でも一際輝いていたのが、キャプテンの木間司です。チームに素晴らしいバランスをもたらし、優れたコミュニケーション能力を活かしてピッチ上でリーダーシップを発揮するMFです。 木間は、ボール奪取の能力が高く、賢いボール捌きでゲームメイクする術も持ち合わせています。さらに、周囲の状況とスペースを正確に把握する力も擁し、これらの特徴が彼をチームの真の中心的存在にしています。新潟明訓とそのキャプテンが今後どれだけ私たちを驚かせてくれるのか、今からとても楽しみです。
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