毎日ランチはコンビニのおにぎり1個とホットスナックで済ましていますが栄養面が心配です。節約と健康の両立は可能ですか?
節約をすることは大切ですが、日々の食生活において栄養バランスを考慮することも同様に重要です。特に、ランチをコンビニのおにぎりとホットスナックに頼ることが多い場合は、必要な栄養素が不足してしまう可能性があります。 そこでこの記事では、コンビニのお弁当を購入した場合と、コンビニのおにぎり1個とホットスナックを購入した場合のランチ代を比較しました。また、コンビニで販売されている商品で栄養のバランスを整える方法もご紹介します。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証
コンビニのおにぎり1個とホットスナックがランチ代の節約になっているのか
コンビニのおにぎり1個とホットスナックでランチ代の節約になっているのか、算出します。 コンビニのお弁当の相場は、550円~650円です。おにぎりの相場は、175円~185円です。ホットスナックの相場は、165円~185円となります。コンビニのおにぎり1個とホットスナック1食あたりのランチ代は、合計で360円前後ということが分かります。 コンビニで販売されているお弁当やホットスナックは、店舗や商品により価格の差があります。参考程度にしてください。 今回はコンビニのおにぎり1個とホットスナックのランチ代を360円、コンビニのお弁当の場合のランチ代を600円と仮定して計算し、結果を表1にまとめました。 職場での昼食を想定して、1ヶ月を20日としています。 表1
※筆者作成 表1から、1ヶ月の段階でランチ代の差が出ていることが分かります。1年になると約5万7600円の差が生じ、コンビニのお弁当を購入するよりも食費をおさえられる結果となりました。 一方で、株式会社ニチレイフーズが行ったお弁当に関する調査によると、手作りお弁当は1食あたり231.5円です。手作りお弁当を持参すると、コンビニのおにぎり1個とホットスナックを購入するよりも節約できるといえます。
コンビニのおにぎりの栄養面
コンビニのおにぎりの栄養素は、具材によって異なります。白米がベースとなっていますので、炭水化物が多くなります。また、マヨネーズなど高カロリーな調味料や具材が入っていると、脂質が多くなる傾向があります。おにぎりは、全般的に食塩を約1グラムと多く含んでいます。 食塩は摂取目安量が決まっており、日本人男性で1日あたり7.5グラム、日本人女性で1日あたり6.5グラムとされています。おにぎりだけでなく、ほかの副菜にも塩分が含まれている可能性もあります。