合併20周年式典で配った手土産のケーキにカビ 美郷町が招待者に謝罪 93個のうちの3個、健康被害なし
島根県美郷町の合併20周年記念式典で、町が招待者に配った手土産のケーキの一部にカビが生えていたことが3日分かった。町は配った全員に謝罪し、廃棄を依頼した。健康被害は確認されていない。 【写真】美郷町の合併20周年記念式典 町の歩み振り返り発展誓う
町によると、カビが見つかったのは93個のうちの3個。ケーキは美郷町内の業者が製造し、常温保存が可能で賞味期限は10月20日だった。9月28日に業者が納品。町が冷房を効かせた部屋で保管し、1日の式典で配った。 2日に連絡があり、招待者全員に連絡したところ、3個でカビを確認した。連絡前に食べた招待者もいたという。町と業者はおわびの手紙と品を届ける。 町総務課の中原輝文課長は「ご心配とご迷惑をおかけし、誠に申し訳ない。業者も大変申し訳なく思っている。再発しないようあらためて対応を検討する」と話した。