内臓脂肪は減ったのか?「アライ」を飲んで2か月、56歳男性が気づいた「意外すぎる盲点」
結果的に「お酒を飲みすぎる」ことがなくなった。食事コントロールの成功
ノブユキさんの場合、アライが効いているとき、つまり油分多めの食事を摂ったときは、毎回かなりの量の油脂が排泄されるそう。トイレ便器の水面にリング状につく油脂が落ちにくいため、いろいろ検討した結果、最終的には食器洗い洗剤と使い捨てのブラシをトイレに備えるようになったと言います。 「1つめのトラブルは地下鉄車内でのお話です。その前夜は近所にインド料理を食べに行き、炒め物の皿のギトギト具合を見て帰宅即アライを飲みました。これがよく効いて、尾籠な話でごめんなさい、翌朝は水面に多量の油滴が浮きました。事件が起きたのはこの日の夜です。四谷の野球居酒屋に行き、久しぶりに会う大学時代の友人たちと話が盛り上がって。ちょっと飲みすぎてしまいました」 結果的に5時間近くお店に滞在、ビールをジョッキ5杯、焼酎のソーダ割などを飲んで帰路につきました。しかし、水分の摂りすぎか、帰りの地下鉄の車内でお腹が緩くなりました。普段からお腹は緩めなので、これくらいは大丈夫だなと思っていたところ、ふとお尻に油分を感じたのだそう。 「あれっ?!となって、慌てて途中下車しました。知らない駅はトイレの場所も分かりにくく、ただでさえ長いエスカレーターがもう遅いのなんのって。おかげさまでギリギリ間に合ったんですが、下着にごく薄く油脂が付着していて。そのまま下着は処分して、タクシーで帰宅したので痛い出費でした。アライを飲んでいる間は飲みすぎちゃだめだという無意識の教訓になったんでしょうね、気づくとどうも自然にお酒をセーブしていて。結果的に、肝臓が休められているおかげか、この2週間ほどは朝の目覚めがすこぶるいいですね」 ここまでの前編記事ではアライ服用中に起きたピンチを語ってもらいました。続く後編では「ピンチを乗り越えて得たもの」を教えてもらいます。
オトナサローネ編集部 井一美穂