児童の下校を見守るワン 自主防犯団体の隊員犬と津南署パトロール 三重
【津】三重県津市久居誠之地区の自主防犯団体「誠之地区ワンワンパトロール隊『ハチの会』」(長谷川一正会長)と津南署は18日、同地区で合同パトロールを実施し、誠之小児童の下校を見守った。 同会は日常の犬の散歩に合わせ誠之地区の通学路を中心に見守りをしようと昨秋発足し、4月に活動を開始。現在20―70代の隊員34人と隊員犬48匹がそれぞれに活動している。 この日は中西章子副会長とラブラドルレトリバーのファンタとペプシら隊員や隊員犬が同署の堀井達也署長らと共に下校時間にパトロール。2コースに分かれ、児童と共に歩いた後、ぎゅーとらラブリー久居店の出入り口付近で特殊詐欺への注意喚起や交通安全を啓発した。 中西副会長(54)は「皆が気楽に続けられるよう呼びかけている。自治会や地区社協の支援がありがたい」と話す。堀井署長は「街の方にパトロールに取り組んでいただけると地域の防犯意識が高まる」と意義を話した。