「紅麹原料」台湾で2人目被害疑い 40代の女性が腎臓病と診断
日テレNEWS NNN
台湾メディアは小林製薬の紅麹原料を使ったサプリメントを摂取していた40代の女性が、腎臓病と診断されていたと報じました。台湾で、この原料に関する健康被害の疑いが報じられるのは2人目です。 台湾メディアによりますと、中部・台中市に住む40代の女性は、2022年7月から半年間、小林製薬の紅麹原料を使ったサプリメントを摂取していました。 ことし1月、体調不良を感じ医療機関で受診したところ、慢性の腎臓病と診断されたということです。 サプリメントの摂取と腎臓病との関連は分かっていませんが、メーカーはすでに製品の自主回収を行っているということです。 台湾では、小林製薬の紅麹原料を使ったサプリメントを摂取していた70代の女性が急性腎不全と診断されていて、この原料に関する健康被害の疑いが報じられるのは2人目です。 台湾の衛生当局は、専用の通報窓口を設置し、専門家を招いてサプリメントの摂取との因果関係を調べる方針です。