「イングランドではあまりヘディングするなと」岡崎慎司が意外な回答。“代名詞”ダイビングヘッドの教えを訊かれ...「今の時代、なかなか話しづらい」
「綺麗ごとやろ」
元日本代表FWの岡崎慎司が6月17日に行なわれた引退会見で、自身の代名詞である“ダイビングヘッド”に言及した。 【動画】両チームが作った花道を通ってピッチを去る岡崎 報道陣から「ジュニア時代からの教えであるダイビングヘッドは今に活きている?」との質問に対して岡崎は、「ちょっと今の時代、なかなか話しづらい話ではある(笑)」と意外な回答。そして、こう続けた。 「イングランドではあまりヘディングするなと言われているみたいなんで。それを聞きながら綺麗ごとやろ、とか思いながら考えていました」 コーチからの教えについては、「ダイビングヘッドをするという意図だけではなく、かっこつける前に、もう届くか届かないか分からないところにもダイビングして、身体を投げ出しまずトライしてみろ、というメッセージがあったと思う」と振り返り、「そのメンタリティだけは、今も染み付いています」と述べた。 取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
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