【不妊治療】なぜ?30代夫婦が『卵子提供』受けるため台湾へ「海外は不安...でも自分で出産できる希望が持てた」日本では治療困難な理由が
卵子提供を受けた夫婦「選択したら気持ちも楽になった」
台湾では卵子提供について2007年に法整備がなされ、ドナーには、採卵までの約2週間の仕事や生活の補償として約45万円が支払われる。また、ドナーの情報も保護され、生まれた子どもが将来求めてもそれが開示されることはない(※婚姻などの際は血縁関係は確認可能)。台湾としても外国人が卵子提供を受けることに前向きな姿勢を示している。 (台湾・衛生福利部國民健康署 蔡維誼副組長)「私たちは国際医療プロジェクトの一つとして推進しています。アメリカの卵子提供と成功率は同じですが、費用は安く、台湾の環境や治安も、治療を受ける外国人が安心する要因となっています」 卵子提供を受けたAさん夫婦。10月にも受精卵の移植手術を受けるという。 (妻)「10か月間は自分のおなかの中で育てることができるので、愛情も出てくると思うし、実際、卵子提供で渡航して今まで自己卵にこだわっていたけど、選択したら気持ちも楽になった」 (夫)「この選択肢を取ることでかなりゴールに近づいてきているんじゃないかと前向きな気持ちになっているので、もしこれで結果がどうなろうと、僕たちは納得できるんじゃないかと思う」 (2024年9月17日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『特命取材班スクープ』より)