品格を感じるブラック 均整の取れたダイヤルデザイン “1930年代のアール・デコ”を彷彿とさせる「ルイ・エラール」新作のスゴさとは
●ルイ・エラールにとって初の試みとなるセクターダイアル
ルイ・エラールはこれまでのコレクションを再定義し、1930年代のアール・デコ期を象徴するセクターダイアルからインスピレーションを受けた、「ノワールモン・メティエダール」に含まれる「レギュレーター グラヴェ ・ノワール」が登場しました。 【画像】39mmのサイズに引き締まった黒が映えるスイス時計を画像で見る(13枚) 今回、ルイ・エラールはこれまでに展開してきた様々なコレクションを、「ノワールモン」コレクションに統合。 クラシックな「ノワールモン」 、伝統的な時計製造や技法を用いた「ノワールモン・メティエダール」、コラボレーション用の「ノワールモン X」の3つの柱を中心に構成していくことになります。
新作の「レギュレーター グラヴェ・ノワール」は、ブランドのシグネチャーである縦方向に時間表示を配置した独創的なレギュレーターが目を引く、エレガンスでクラシカルなデザイン。 1930年代のアール・デコ期を象徴するセクターダイアルのデザインを現代に蘇らせ、伝統的な時計技術であるエングレーブ彫刻技術を採用。 伝統的な時計製造や技法を現代の芸術的表現を用い時計として昇華させる、ルイ・エラール ブランドの哲学を象徴するモデルとして位置付けられています。 このモデルに採用されているセクターダイヤルは、1930年代欧州のアール・デコ期を象徴するデザインであり、ルイ・エラールにとって初の試みとなるデザイン。ガルバニック処理が施され、細かく粒状加工されたブラックダイヤルには、微妙なレリーフの彫刻で奥行きを表現。 この技術的かつ美的な精度により、時間を区分化することで読みやすさの最適化をはかり、同心円、そしてレールウェイ・トラック、もみの木をモチーフとした針とミニマムなインジケーターが際立ち、時間を明確かつ洗練された形で表示しています。 ネオヴィンテージ精神に忠実でありながら、独自の現代性を主張するデザインは、過去の本質を捉えつつ、ユニークなモダンさを備えています。 ブランドを象徴する縦方向に配置したレギュレーターと、アール・デコ期のセクターダイヤルを融合させることで、強い個性を放つ伝統と技術、そして現代的な雰囲気をまとった「レギュレーター グラヴェ・ノワール」。新時代へと突入するルイ・エラールの「ノワールモン」コレクションの展開に注目です。 ●製品仕様 ・コレクション:Noirmont Métiers d'Art(ノワールモン メティエダール) 「Regulator Grave Noir(レギュレーター・グラヴェ・ノワール)」 ・品番:LE85248AA13BVA158 ・価格:65万9450円(税込) ・ケース材質:ステンレススチール ・ケースサイズ:39mm ・ダイヤル:ガルバニック処理のグレイン ブラック ダイアル、ポリッシュド ローズゴールドのインデックスとレイルロードトラック ・ガラス:両面無反射コーティングのサファイアガラス ・ストラップ:グレイン・カーフレザー、クイックチェンジ式、ピンバックル、 ・裏ぶた:シースルーバック ・防水性能:5気圧防水 ・ムーブメント:SW266ー1(自動巻き レギュレーター)
VAGUE編集部